Backcountry Blog

手でつくる不思議な生き物たち 『Backcountry』のブログです。

海外メディアに紹介されたの話

どうもバッカンことバックカントリーです。

今日はですね、宣伝です笑

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“THE TOY CHRONICLEにORBY襲来!

皆さんは“トイクロニクル”というブログサイトをご存知でしょうか。

知らない方のために簡単にご説明しますと

Uk's No.1 Designer Toy Blog! Bringing you the best news from worldwide artists Also see: Two-time DTA Winner for BEST BLOG! '15 & '17! 2018 BEST MEDIA OUTLET

イギリスのNo.1デザイナートイブログ!世界中のアーティストからの最高のニュースをお届けします:DTAのベストブログを2015年と2017年の2回受賞 2018年ベストメディアアウトレット受賞

via @TheToyChronicle

という結構な影響力をもつ海外ブログメディアさんです。

その彼らのメディアでなんと、オービーをご紹介いただきましたYO!!!!!!!!˖°٩( ‘ω’ )و

 

昨日の深夜(つまり今)、ふとツイッターを開いたらタイムラインに流れていたのを偶然見つけました。

いや、正確には事前にメールが来まして、「作品の情報とか写真とかくれないか」って言われてたんですね。なので事前に認識はしていたんですけど校閲はしてません。

(※ツイッターの紹介文に一部間違いがあったのでリプで訂正しました)

「オービーってのはヤクキメたファービーみたいなもんさ、ハハァ!」って言われており草が生えました。

まぁでもですね、僕はこのサイトのことを前から知っていたし、僕のフェイバリットで同志のアーティストもこぞって紹介されていたのを指を噛んで見てたので、僕は素直に嬉しみに溢れておりますよ。

 

僕のつくる作品は“ぬいぐるみ”ですが、実は意識的にはデザイナートイです。

一般的にはフィギュアとしてレジンやソフビであることの多いそれを、ぬいぐるみの手法で表現したもの、という認識で制作しています。

だからどのくらい“ぬいぐるみ”に寄るか“フィギュア”に寄るか、または“デザイン”するか“リアル”にするかで常日頃葛藤していましたし、ご存知の方もいる通り、ついこの間そのバランスを変えた新オービーを発表して以前のぬいぐるみ然としたオービーの制作を一時休止させていただきました。

その変化に対するリアクションにドキドキしていた矢先、デザイナートイのメディアから反応をもらったわけですからそりゃ嬉しいですよ、ねぇ?

 

お気づきの方は...まぁいないでしょうがちょっと前からインスタのタグに英語と韓国語を加えて投稿するようにしました。おかげで海外の方にも認知してもらう機会が増え、結構問い合わせも入ってくるようになっていたんです。(実はオービーは海外にも売れています!)

インスタは日々少しずつフォローしてくださる方が増え、現在2000人を超えるとこまでいっているのに対しツイッターの方は中々のびないんですよね...やってる層の嗜好が違うからなのかはたまたツイッターの使い方が下手くそなのか...誰かコツを教えてください....(そしてあの..良かったらフォロー...を....ガクッ →@backcountry2017

 

最近ちょっとおちこんだりもしたけれど、私はげんきです。くらいのテンションだったので、嬉しいお知らせでした。

そして何が嬉しいってオービーの認知が広がることで、オービーオーナーになっていただいた人たちみんなが、ちょっとだけ嬉しい気持ちになるかな?と思えることが何より嬉しい!!

 

そんなオービー海外進出の記事、ぜひご覧になってください。(とブログ書いてる間にもNYからさっそく注文が来ました。メディアの力すご!!!!)

https://www.thetoychronicle.com/news/orby-by-backcountry/

www.thetoychronicle.com

 

そして来月の新作販売会のため、今は作品制作に全力で取り掛かっています。

たくさんの方に見ていただきたいです!

 

さらに来月は大きなオービーが関東初上陸するMONSTER EXHIBITION 2019も控えてます!

https://monsterex.info/2019/

monsterex.info

 

僕は死ぬまではやります。

どうか皆様も、これから先も応援よろしくお願いいたします! 

 

 

 

 

 

作家が作風を変えるということ

どうもバッカンことバックカントリーです。

一昨日、いよいよ新作の販売を開始させていただきました。

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THE HUNTING vol.3 | backcountry Store

 

おかげさまで開始直後からとてもたくさんの方にお越しいただき、無事お迎えが決まってきております。本当にありがとうございます!

 

今回の販売会は、とてもドキドキのバクバクでむかえておりました。

というのも今回、作風を変えてのはじめての販売だったからなわけです。

 

【作家が作風を変えるということ

 今までほんとうにたくさんの方にお迎えいただいてきたオービーをはじめとするバックカントリーのぬいぐるみたち。(ほんとうに感謝しかないです!)

作品販売の収益が重要な活動資金のひとつとなっているアトリエにとって、売れている作品の販売を終了するのはとても決断の難しいものだと思います。

我が工房ももれずそれに準じるわけですが、バックカントリーのぬいぐるみは2019年6月末日をもって、一旦その受注を停止させていただくことを決めました。

  

一番大きな理由。

創作活動を続けていくと、その表現というのは変化してしかるべきもので、バックカントリーの作品も、ぬいぐるみ然としたものから、少しドール的なものへと変化しました。

もともと、ぬいぐるみ的なデフォルメされた世界と、リアルな現実感を共存させたものの表現に興味があったわけで、それを表現するためのミックスのバランスが変わったという意識なだけかもしれません。 

 

もうひとつの理由。

新しい作品を出しても既存のぬいぐるみ販売も継続しておけばいいじゃないか、との意見もいただきました。経営的なことを考えると正しいと理解できる頭もあったのですが、これについては今後の活動サイクルについての考え方が関係しています。

簡単にいうと、日々受注したぬいぐるみをつくりながら、新しい作品の創作をしていくことが、時間的に難しいと感じたからです。

今まで、作品はその制作方法、材料コスト、諸々PDCAを繰り返してできるだけ手にとってもらいやすい価格にできるまで販売を見送っていました。

そうなると表に出すまでに時間が掛かるし、中には結果販売に至らないものも少なくありませんでした。

その結果、新しい作品を発表することがどんどん難しくなっていく悪循環。

もっと新しい作品をどんどん作りたい。

もっと新しい表現にどんどんチャレンジしたい。

という欲求が、今のサイクルの中では難しいと感じました。

 

今後は新しい作品をどんどん発表していきたいと思っています。

ひとつの作品単価は上がってしまうかもしれません。数も今までのようにはつくれないかもしれません。その結果、工房の経営がどうなるかの不安もあります。

実際、離れたファンの方もいらっしゃいますでしょうし、新しいリアクションを感じれている一面もあります。

 

真摯に申し上げますが、それでもみなさま、これからもバックカントリーのことをどうぞよろしくお願いいたします。

 

新しいひとつの成果として、バックカントリーはこの度渋谷ヒカリエで開催される“MONSTER EXHIBITION 2019”に選出していただきました。

在廊はできませんが、簡単な名刺とポートフォリオを会場にご用意する予定です。

多くの人にご来場いただけることを心より願っております。

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[開催期間]
◯渋谷展: 2019年7月27日(土)ー 31日(水)11:00-20:00 (入場料無料)
※最終日17時
レセプション:2019年7月26日(金)19:00-20:30
◯パリ巡回展: 2019年8月10日(土)ー 17日(土) ※日曜は休廊
ベルニサージュ:2019年8月15日(木)

 

 

 

 



 

 

もっと飛躍したいぬいぐるみ作家の「やるべきことリスト」

どうもお久しぶりです。

バッカンことバックカントリーです。

 

今回は「もっと飛躍したいぬいぐるみ作家の「やるべきことリスト」」と題しまして、

工房がこれからやるべきと考えていること、これからやろうとしていることを備忘録的に書き留めていこうと思います。

あ、「これをやれば作家として飛躍できるノウハウを伝授」的なやつではありませんのであしからず。(それを期待した方はそっ閉じしてください・・・)

 

1.一点ものに力をいれるべし

オンラインストアのぬいぐるみについては、どれも定番として扱う前提になるので、量産できる工法やコストと価格のバランスの上で設計します。

それはそれでおもしろいチャレンジであり、できる限りコストを抑えつつ、納得のいくクオリティまで仕上がった作品についてはどれも並々ならぬ愛着が生まれます。

それはこれからも創作活動の柱として変わりなく、もっと色んなことに頭を悩ませて良くしていくつもりです。

 

つまり、重心を変えるのではなく、増やします。

 

柱となるもう一つとして、フルオーダーの一点ものに力を入れていこうと思うのです。

ワンオフとなれば、量産を前提にした考え方をせずにすむ分、表現の幅は広がります。

 

ご存知の通り?、当工房はマーケティングのもとから出発しておりません。

基本的に自分のアンテナの向いたほうへ舵をとって進んでいます。

なので幸運にも今まで出会えたファンの方たちというのはおそらく、自分と似たセンスをお持ちで、何かしらの共感を持ってくれた方たちなのだろうと思います。

それでもマーケティングのもとに端を発していない以上、母数は不利を強いられます。

なので

「多くの人に良い作品を」も大事ながら、「少数の人のためのよりパーソナルなこだわりの一品を」が当工房のスタイルとしてはマッチングしやすいと考えるわけです。

 

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あまり前面にアナウンスしておりませんが、すでにフルオーダーのご相談も受けるようにしております。基本的にSHOP様、法人様を対象としておりますが個人でのご相談もご連絡くださって大丈夫です。

 

2.コラボレーションすべし

クリエイティブを長く続けていくためには、「多様性」は大事です。

「創作」を仕事にする上では成功も失敗も、流行りも廃りもありますし。

しかしここで問題なのは「ブランディング」です。

トライを繰り返しあれもこれもとやっていては、そのブランドは死にます。

世界観もイメージもぐちゃぐちゃになって、そもそものファンが離れてしまうようなことになっては無残すぎますよね。

そ、こ、で!

違う作家さんを招いて、コラボレーションブランドをやろうと計画中です。

バックカントリーではできないような作品づくりをやる場です。

僕が企画とブランディングに協力して、実制作・運営を他の作家さんにお願いするような形になるかと思います。

実現するにはまだまだ時間がかかりそうではありますが、実は作品のアイデアはすでにあります。

そしてそれがまたおもしろそう。。。

おたのしみに!

 

3.賞をとるべし

長くなってきたのでちょっと駆け足で!

これから賞レース、コンペ、公募展などにも積極的に力を入れていきます。

実は当工房の作品は位置づけがすごく難しく、ハンドメイドの範疇ではないしアートの範疇でもない、ちょうどその中間くらいのイメージです。(狙ってですよ!)

なので「賞をとるための作品づくり」というもうひとつの活動が必要ですね。

はい、がむばる!

 

4.もっと物語を語るべし

バックカントリーのキャラクターたちはすべて架空の動物たちです。

なのでそのバックグラウンドをきちんと構築していくことは作品づくりと対になって大切なんでございます。

「Weimo & Nico」はそのストーリーを追ったコンテンツをストアにて連載中です。


今後はそうですね、動画をやりたいなぁと思っているわけです。

バックカントリーTV、えぶりでー」なわけです。

最初は短いコマ撮りアニメからやろうかな。

やれるかな、忙しいな。

 

5.最後に

長くなったので唐突ですが終わります!

残りはまたまとめて書くかもしれません。

 

ちなみに今後の事業計画とかそんながちがちのものではないので

「おいバッカン!全然やらねぇぢゃねぇか!」

とかそういうのは嫌ですよってに。

 

backcountry Store

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ぬいぐるみ作家になりたい人にシェアしたい5つのこと

※僕は「ぬいぐるみ作家」ではなく、正確な肩書きは「クリエイター」ですが、現状お仕事の8〜9割がぬいぐるみに関わることなのでそう言っておきます。

 

1- ぬいぐるみ作家とは

知ってる人も知らない人もおられるでしょうが、今現在の日本において『自分の作品』で食っていくということはなかなかに、いえ非常に、ハードルが高いです。

これはぬいぐるみに限らずどの分野でも、「え!この人が!?」というようなポジションを確立しているようにみえる人でさえ、会って話してみると似たような「食えない」問題に日々頭を悩ませ続けていたりします。

難しいのは ぬいぐるみ「作家」の部分ですよね。

今や、「作家」を名乗ること自体は難しくないです。ハンドメイドがひとつの市場として定着してからというもの、そういうマーケットを覗けば有象無象の「作家」さんがいらっしゃいます。

そして、最終的にもう僕は「作家」であるかどうかの定義は、その人自身が納得できていればいいのかなと思っています。

そのラインが、「ぬいぐるみで食えているか」「楽しんでつくれているか」「自分の納得するものを表現できているか」など人それぞれでいいし、それに自分自身がクリアできているならその人は自分を「ぬいぐるみ作家」だと認めて真っ直ぐに生きていけるでしょう。(←これ大事ですよ)

たとえ一日のほとんどがラーメン屋さんだとしてもいいんです。

(※ちなみに僕は「それで食えているか」が自分のラインだと思っているので日々を超絶頑張り続けないとダメなほうのやつです。)

 

2- ぬいぐるみを売るには

でも、いくら好きなものをつくれて自分が満足できていても、やはり人の評価は欲しいものだし、もちろんお金になっていかないと活動自体が途切れてしまいますしね。

なので「売れるかどうか」というのは避けては通れない問題なのは確かです。

手仕事(ハンドメイド)でぬいぐるみをつくり始めると、あまりに手間がかかり過ぎて、ビジネスにするのは難しいことをひしひしと感じると思います。

世の中には、既成品のかわいいキャラクターのぬいぐるみがたくさん溢れていますので、その大量生産の商品と競合するようなイメージのビジネスモデルでは到底不可能です。

それが「商品」ではなく「作品」として世に出ていかない限り、あなたのそれは既成品の劣化版の高値品だと、不名誉なレッテルを貼られてしまうでしょう。

「作品」にする一番簡単な方法は「自分にしかつくれないもの」をつくることです。

つくったものがどこかにありそうなものだと思ってしまうと、次に考えるのは価格の妥協です。これくらいの価格ならまぁ売れるかしら?というラインを探り、本来得なければいけないだけの利益を手放してしまう。これが一番僕は不幸だと思います。

値付けのPDCAを一切NOとは思いませんが、それには「作家」としての価値を下げないような創意工夫が伴うべきです。

(※安易な安売り、これは一切NOです。「ハンドメイド=手作りなのだから安い」というイメージを変えるために、多くの方が努力していますよ!)

ぬいぐるみというのは嗜好品です。なくてはならないものではありません。

「ぬいぐるみ」を売っているという意識ではだめです。

「ぬいぐるみのいる生活」の価値を提案するべきです。

「ぬいぐるみへの愛着」の喜びを提供するべきです。

あえて偉そうに書いてみたよね!てへぺろり!

 

3- ぬいぐるみ作家に向かない人

ぬいぐるみといっても色々ですね。

おもちゃ屋さんで売っているポ◯モンや◯ン◯ン◯ンなどのキャラクターぬいぐるみによく使われているのはナイレックスという素材です。

これは毛足が短く刺繍やプリントがしやすくコストも安いです。

そしてテディベアなど動物系のぬいぐるみでよく使われているのがいわゆるファー・ボア生地、つまり毛足のあるふっさふさのやつです。

これにも細かくいろんな種類がありますが、もれなく裁断中は毛が容赦なく舞います。もう、声に出して不快なほど毛だらけになります。

僕はぬいぐるみ作家になるためにまず何を揃えたらいいですか?と聞かれたら「いいマスク」と答えるかもしれません。

一日中毛が舞い散る空間に身を置く仕事がしたいです。と思うのであれば、防塵マスクくらい用意しておいたほうが健康のためだと思いますよ。

花粉症、ダストアレルギーの人はこの仕事には向かないかもしれません。

体質的な問題なので酷ですが、かなり厳しいハンデを負うことになると覚悟してください。または生地選びの段階でなんとか工夫しましょう。(←それでもいいものはつくれます!)

 

4- ぬいぐるみのいいところ

ぬいぐるみづくりはデザインを平面に起こしたあと、まずは原型を制作します。

原型には粘土系(またはパテ系)の素材を使用しますが、僕の場合、この段階によほど時間をかけます。

イメージと摺り合せていく作業と、実際に立体をもったときの抱き心地、触り心地を考えての修正作業を同時にやっていきます。

イメージ的にはフィギュアをつくっているのと変わりません。削ったり盛ったりを繰り返して仕上げていきます。

これだけ細かくラインにこだわって型紙を起こすくせに、ぬいぐるみの愛おしいところはですね、結局造形に曖昧さがあることなんです。

押せば潰れますし生地だって伸びます。ある程度不定形なんですよね、ぬいぐるみだから。

それがね、面白いんです。

同じぬいぐるみでも違う持ち主の元で暮らしたそれぞれを比べてごらんなさい。

それぞれに持ち主の個性がでて全く違うものになるんですね。

撫でられ方、触られ方、抱かれ方、持ち主のくせがぬいぐるみの個性になってその人だけのぬいぐるみに育っていくんです。顔つきから変わりますよ。

面白くて愛おしくないですか。

曖昧なままのぬいぐるみを、完成させるのは持ち主との思い出なんです。

ね、少しでもグッときてくれたら嬉しいですが。

わかりますでしょ!?

 

5- 作家たるもの野心を抱け

野心はがつがつ口に出しましょう。あと自画自賛も。

最近そうある他人をみてそう思いました。

自分を大きく見せるとか、そういう話ではなくて、自分がどれだけ遠くの景色を見ているかをちゃんと伝わるようにコミュニケーションしたほうがいいというお話。

「猿山の王におれはなる!」っていうキャプテンの船に乗りたいと思いますかって話。

自分の現在地を鑑みたりして、慎ましい言葉を選ぶのはほどほどに。

セルフ・ブランディングは大事です。

あなたの「夢」も含めて作品です。

 

最後に

生意気なことをいっぱい書いてすみませんでしたぁぁあぁあああぁ!!!!!

スライディング土下座で終わりたいと思います。

でもでも、これからぬいぐるみ作家を目指す人が増えて、たくさんの人にもっともっとぬいぐるみたちが届く世の中になっていくと嬉しいですね。

(ヒカキン、前みたいにソファに山ほどぬいぐるみ置いててくれないかなぁ。ブンブン。)

 

そんな僕の工房のストアはこちらです。

backcountry Store

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バーーーーイ! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不思議な生き物たちへの憧れを追って

明けすぎておめでとうございます。

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久しぶりのブログで今年はじめての投稿となります。

今年はできるだけ多くのブログを更新するぞっと。

今年一発目の話題はこちら。

『なぜ架空の生き物ばかりをつくるのか?』

知る人ぞ知るですが、Backcountryは不思議な生き物のぬいぐるみばかりをつくります。

いわゆる犬や猫など現実にある動物はつくっておりません。

今回は、その思いのルーツとなるものを掘り起こしてみたいのです。

 

1-引き金は、藤子不二雄

そう、思い返すことあれはまだ僕が5、6才とかの頃からでしょうか。

僕は何かと大超編のドラえもんばかりをよく観て過ごしていました。(「大超編」ってわかりますか?いわゆる映画版のドラえもんってことです)

まぁ、ドラえもん自体が不思議な生き物と言えなくもないですが、大超編のドラえもんには必ず、不思議なゲストキャラクターが登場するんですね。

それとの出会いを通じて、のび太くんたちは毎度大冒険へと繰り出すわけです。

僕はこれを、自分も一緒に冒険に出かけているつもりで夢中で観てました。

僕のとこにもいつか、不思議な出会いが訪れないものかと期待さえしていたでしょうか。 

いくつかのお気に入りのひとつに、『のび太の宇宙小戦争』という作品があります。(観たことない人もいると思うので詳しくは触れません、観ましょう!)

この劇中に出てくるキャラクター、「ロコロコ」。

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一見、犬のような見た目ですが前足はなく、長い耳で器用に空を飛んだりロケットを操縦したりできます。

こんな生き物が僕の前にも現れてくれたらなぁ。

僕は、あの頃のそんな想いをきっと、わ、忘れられないでいるのかなぁ。

 

2-学研教育の賜物か?

 小学生の頃、僕は「学研の科学」という学習雑誌を毎月とってもらってました。(今では「大人の科学」でおなじみのあれです)

それには恐竜のことから未来のこと、光や星の仕組みのことなど、たくさんの不思議が毎号掲載されており、それを体験できる知育玩具が付録として付いていました。

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僕の不思議な世界への憧れは、ここでも着実に育まれた可能性は高そうです。

おばけエビをはじめて飼育した時の感動は、い、今でも忘れらんねぇよなんだなぁ。

 

3-ディクソン、おまえもか!?

僕は基本的に本を読むのが好きですが、色々と感銘を受けたものの中でも、特殊な衝撃を受けたものがありました。

それが、ドゥーガル・ディクソンという学者が描いた仮想生物進化の世界、著書アフターマンフューチャー・イズ・ワイルドです。

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人類が滅んだ後の新世界を闊歩する驚異の生物たちをある程度の科学的考察をもとに(どの程度だろう?)描いた「トンデモ進化動物図鑑」みたいな作品。

久しぶりに未知なる生物へのワクワクドキドキを掻き立てられたのです。

まるで大人になって忘れてしまうことを許さないかのように、あの頃の僕が大声で呼ぶ声が、き、聞こえたんだなぁ。

 

4-かくして、大人になっても。

僕は不思議な生き物たちがいる世界に憧れ続けます。

その世界へ繋がる一端として、Backcountryはあるような気がしてます。

そしてきっと、皆さんの中にも同じような思いの方はいらっしゃると思ってます。

そんな人たちの思いにも、Backcountryのぬいぐるみが届いたらいいなぁ。

 

現実の世界は残酷ですよね。

生物の歴史には、進化を正しくして来たものたちだけが勝者となるシビアな摂理があります。選択を間違えた者たちの姿は、淘汰され消えていきました。

それも美しい自然の姿なのかもしれませんが、こうも思います。

競争に勝ち残ったものたちだけのシビアな世界より、現実の摂理からはみ出してしまった、どこか不揃いなものたちも存在するような世界のほうが、僕は好きだ。

 

では最後に、本日のテーマ曲、武田鉄矢の「少年期」でお別れしましょう。

それではまた。ばいばいきん。


大雄的宇宙小戰爭 のび太の宇宙小戦争 少年期 - 武田鉄矢

 


 

 

 

 

 

 

デザイナーが脱サラしてぬいぐるみ作家になったわけ

どうもバックカントリー代表、北村です。

主にぬいぐるみをつくって生計を立てています。

今日はそんな自分のことをお話しますね。

(あまり自分の話を好んでするタイプではないですが。うまくまとまるかな...)

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1. 難色 オブ 前職 

そもそも世間一般にとって、「ぬいぐるみ作家」という職業がまず珍しい上に、

さらに僕が男性であるということで、その特異さはさらに際立って映るようです。

これを生業とすると決めてから、会う人会う人に聞かれるんです。

 

「なんでぬいぐるみなの?」

 

....まぁ聞くわな、と思います。

実際ぬいぐるみというものは、一般男性の人生においては触れる機会すらほとんどないものであることがほとんどで、

「生業とする何か」に至っては、それが脳裏に浮かぶことさえ稀であるものだと理解しています。

 

かく言う僕も、前職は広告業界に身を置くディレクター兼デザイナーで、「ぬいぐるみ」というものには無縁の仕事をしていました。

皆さんご存知の大手◯通の事件など、いろいろ社会問題にもなった業界ですから、当時の僕の日常もご多分に漏れず、不夜城不夜城不夜城(滅)

ビルの隙間からうっすら昇る朝日を、毎日のように見上げていました。

 

やれマーケティングだ、ブランディングだ、コンセプトだプレゼンだ....

 

クライアントとマーケットの顔色を代わりばんこにじいっと窺っては、血眼の両目でパソコンにかじりつき、出し抜けそこのけのイス取りゲーム........そんな摩耗する毎日にふと思ったんですね。

 

「僕はほんとにつくりたいものをつくれているのか?」

 

「つくる」ことが好きで「つくる」仕事をしていたはずなのに。

順調に仕事の評価やポジションは得られていても、何故か未来を濁す難色の気配。

自問自答したときには答えは出ていたんですね。

僕は「つくりたいものをつくる」人生を歩み直すことにしました。

 

2. 脱サラ男のライフ2.0 

会社を辞めて僕はまず、もう「どこかに勤める」という生き方をすっかり変えようと思いました。

いわゆる「自営」の生き方ですね。

小さい頃からものづくりが好きで、アートを学んで作品を発表したりをしていたおかげで手先の器用さには自信があったし、自分でつくりたいと思ったものをつくって生きていこうと思ったんです。

そうなると、「何をつくるか」ということがとても重要なファクターになるわけですが、広告脳的な考え方からすると、市場を調査して、ペルソナを設定して、コンセプトを固めて、となるわけです。

 

これをやってたら、僕はぬいぐるみをつくってはいないでしょうね。

会う人会う人が「なんでぬいぐるみ?」と思うわけもおそらくここでしょう。

 

僕がやりたかったのは「自分がつくりたいものをつくる」こと。

市場のニーズにあわせたものをつくりたいわけじゃそもそもなかったんです。

でも、趣味でも副業でもなく、生計をたてるものとしてやるわけですから、生活がままならなくなっては元も子もありません。

だから僕はこれだけのことを考えたんです。

 

やりたいことをやる以上、市場規模的にニッチであろうと受け入れること

その上でサバイヴするために、自分にしかない独自的な価値をもつこと

 

非常に単純で。

マーケティングからでなく、ただただ己の勘のみで出発するのですから、その先がどうであろうと分からないわけです。だからそこはもういいと。

ただ己のやることが、どんな環境であろうと生き残れるだけの、独自的な価値のあるものでなければ先はないぞと枷をかけたんです。

 

このときの想いがそのまま当工房『Backcountry』の理念になっていますね。

「Backcountry」とは、スキーや山登りなどに使われる用語で「未踏のコース」のこと。他にはない個性豊かなキャラクターを目指して創作活動を続けている。

 

ちょっと長くなってきちゃいましたてへぺろ

やっぱりうまくまとまらなかったので、続きは次回お話したいと思います。〈続く〉

 

【追記】

今回僕が自分のことをお話しようと思ったのは、ネットショップをオープンしたことがきっかけです。

まだまだすべての人が安心してお買い物いただけるような規模の工房でもないため、どんな人間が運営しているのかを知ってもらうのも安心のひとつかなと思った次第です。

でなければ、作品さえ皆さまに愛していただけていれば、自分のことなんて何一つ誰も興味ないことなんて億も承知のことでゴザイマスYO!

 

そんなうちのオンラインショップ『Backcountry Store』はこちら↓です。

毎週金曜日に作品を入荷しているのでぜひ一度ご来訪ください。

https://backcountry.base.shop/

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【ORBY】オリジナルぬいぐるみのプロモーションビデオつくってみた。

以前にも紹介したように、オービーも一番最初は粘土細工の原型から制作をスタートさせたわけですが、

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オービーに関してはその最初の原型から完成形まで、ほとんどその形を変えることなく商品化まで進み、そして見事に代表作にまでなった稀有なケースでありました。

で、その最初の原型をつくったのが昨年の8月。つまりオービーが生まれてから今月で、ちょうど一年が経過したことになります。

(↓紹介したぬいぐるみのつくりかたについてはこちら)

 

そんなこんなで今回、「1周年を記念して!!」とか大掛かりなものではなにもないんですが、

ごくごく簡単なオービーのプロモーションビデオを制作しました。

 

オービーはそもそも細かい設定など何もなく、ただデザインがあっただけのキャラクターだったので、例えばどんな生態なのか、何を食べるのか言語はどうか、何もわからない生き物でした。

 

そんな状態のスタートから、次第にオービーを見つけてくれる人が増えてきて、愛してくれて、コメントくれたり写真を投稿してくれたりして。

そうやって、この一年で皆さんにつくっていってもらったキャラクターなんですよね。

「オービーってきっとこうだよね」

「オービーならこうするだろうね」

そんなたくさんの人たちの想いで育っていったオービー。

本当に、本当に愛してもらえてよかった!

 

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これからももっとたくさんの人たちに愛してほしい。

そんな想いを込めて、皆さんとつくってきたオービーの世界観を、一部ですが映像にしてみました。

今回は第一弾、『不思議な出会い編』。

今後もまた物語の続きをつくっていけたらいいなと考えています。

 

はい。ではではお待たせいたしました。

オービーの公式PV第一弾、どうぞご賞味(?)ください。

(これからもオービーをよろしくおねがいしまーす!)

 

 

.オービー公式PV『不思議な出会い編』.(※BGMが流れますので音量注意)..#オービー #orby #backcountry2017 #ぬいぐるみ #ぬい撮り #ハンドメイド #おもちゃ #インテリア #雑貨 #動物 #カメ #フクロウ #ねこ #うさぎ #犬 #エキゾチックアニマル #ペット #もふもふ #かわいい #大人かわいい #大人女子 #個性派 #メルヘン #ぶさかわ #鼻ぺちゃ #minne #creema #ムービー #動画 #出会い